小高ギャラリー004〜大悲山 大蛇伝説

kjr-161011石仏や樹齢1000年の大杉などで知られる大悲山には、もうひとつ大蛇伝説が伝わる。

その昔ーー建武年間(1334〜1337)、ご利益の多い大悲山の薬師さまに毎晩、玉都(たまいち)という盲目の琵琶法師が目が見えるよう願をかけて琵琶を奏でていた。傍の沼に棲む夫婦の大蛇がその音に聴き惚れた、相馬家の領地を奪い、玉都を小高城の城主にしてやる、と野望を漏らす。一時は誘惑にかられた玉都だが、観音菩薩に諭され、大蛇の策を領主・相馬光胤に告げる。怒った大蛇は龍に変化した玉都を殺すも、相馬光胤に討ち取られてしまう。

小高区内には、大蛇退治の鉄釘を鍛えた<金子坂>、玉都の琵琶が落ちた<琵琶橋>、大蛇の角が落ちた<角部内(つのべうち)>、大蛇の耳が落ちた<耳谷(みみがい)>など、大蛇伝説に因んだ地名が今も残る。

伝説では、沼に棲んでいた夫婦龍は相馬光胤に討ち取られてしまうが、東京電力福島第一原発事故により住み慣れた地を離れればならなかった小高の住民を思うと、たとえ謀反を企んだ大蛇とはいえ棲家を追いやるのは忍びなく、絵画の中では夫婦龍を昇天させてみた。
現在、大悲山大蛇伝説の歴史スポットを巡る町歩きイベントが準備されている。詳細をお楽しみに。

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小高ギャラリー003〜夕暮れの駅通り

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10年前に合併して南相馬市となった小高区。
地形の違いなのか、鹿島区や原町区で雨が降っていても小高に来ると晴れていることが多い。
さすがにこの数日は雨交じりの曇天続きであったが、夕刻あたりから雲が切れ、歩く人々を黄昏色に染め上げていた。
本日もよい一日でした。
明日もよい一日でありますように。

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小高ギャラリー002〜大悲山の大杉

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大蛇伝説が伝わる大悲山には、平安時代前期に彫られた国指定史跡の「大悲山の石仏(薬師堂石仏・阿弥陀堂石仏・観音堂石仏)」があり、薬師堂前には当時からの樹齢千年を誇る県指定天然記念物「大悲山の大杉」(目通り8.4m、高さ約45m)が高くそびえ立っています。
薬師堂の前には大悲山大蛇物語公園が作られ、現在、新たな動きがここから始まろうとしています。
大悲山大蛇物語については、また改めてご紹介致します。
小高を訪れる際には、ぜひ大悲山まで足を伸ばしてみてください。

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小高ギャラリー001〜小高駅前記念碑

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「小高の四季」、これより日々、小高の風景・情報をアップしてゆきます。
さて、2016年9月24日ーー第1回目のギャラリーは、JR常磐線・小高駅前にある小高ロータリークラブが創立20周年の2000年3月5日に改修した記念碑をご紹介します。東京電力原発事故後の警戒区域指定が解除されるも閉鎖された小高駅の入口にも小学生が書いたこの標語が貼られていました。
これからの町づくりの指標となるようーー小高・南相馬に限らずーー願うばかりです。

四つのテスト
言行はこれにてらしてから

1、真実かどうか
2、みんなに公平か
3、好意と友情を深めるか
4、みんなのためになるかどうか

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